もうしんどい…そんなときはまず離れる

こんにちは、コーチのShinです。

新生活がはじまり、これから待つ明るい未来に心踊らせている方も、
この先の見えない不安に押しつぶされそうな方、色んな方がいらっしゃると思います。

安心してください。あなたの人生は絶対に最高に楽しいものになります!
もし困ったり、悩んでも、進む道を変えればいいんですから。

この国民に優しい日本で飢え死ぬことはありません。

ただ、自分の身を守る方法、例えると宿泊したホテルや映画を見に来た映画館に設置された非常口の場所と経路を確認するくらいの気持ちで、この記事を読んでいただければと思います。

頭の片隅にこの記事の内容を覚えておいて、万が一にときに役立ててもらえれば幸いです。

いつも自分は二の次に・・・

「なんでこんなに仕事ばかりしてるんだろう?」

「なんのためにこんなに働いてるんだろう・・・」

一度くらいはそう思ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでも、疲れた心や身体に鞭打って、次の日もその次の日も出社して働いて。

もちろん、理由は人それぞれあると思います。

周囲からの視線、評価、生活や家族、子供のため・・・etc.

私もその一人でした。

「給料もらっている分、ちゃんと仕事をしないと」

「せっかく良い会社に転職したから早く成長して認めてもらわないと。」

「自分が仕事に慣れていないせいで時間がかかってしまってるんだから、遅れを取り戻すためにもっと働かないと。」

でも、よく考えてみてください。

体裁や生活、家族、子供のために働いているとして、当の自分が働けなくなったり、体調を壊してしまったら何の意味もなくなってしまいませんか?

家族や子供はもちろん悲しむでしょうし、生活にだってもちろん支障が出ます。

そして体調を壊したとしても、会社は本当の意味では守ってくれませんし、元気なあなたを取り戻す手助けをしてくれたりもしません。

ただ、保障として必要な手続きをして、お金を払っているだけです。

私自身、自衛隊で鍛えられた鋼のメンタルをもって、次の転職先でさらに成長しようと意気込んでいましたが、あっけなくその気持ちは打ち砕かれました。

転職先で、私が入ったプロジェクトの中の一つのチームで、リードの方と馬が合わず、人間関係を構築することなく、ただ淡々と仕事の指示とダメ出しを受ける日々。

周囲の他の方に助けてもらいながらスキルの部分は少しずつ学んでいくものの、期待されている成長スピードに追いつけず、土日も使って巻き返そうと頑張ります。

そして、月曜日には、全てを無に返すダメ出し笑
自分の無力さを思い知りました。

休日もパートナーと外に出かけていても仕事のことばかり考えていたようで、心ここにあらず、話しかけてもボ〜っとしている状態だったそうです。

ある日の朝、会社に出勤後、リードの方からきた何気ない指摘が書かれたチャットの内容を見て、頭の中で何かが破裂して、私はその場にいられなくなり、無言で職場を後にし、帰宅する電車に乗っていました。

まずは心で思っていることを全て吐き出す

仕事から逃げ出し、家に帰る電車に乗っているときに急に涙が出てきて止まらなくなり、周りの人にバレないように必死に目を閉じて、ハンカチで目を抑えながら下を向いていました。

なんとか家に帰りついた私は、パートナーへ連絡しようと思ったのですが、さすがに仕事中に余計な心配をかけたくないと思い、体調がそぐわないから帰宅したということだけLINE。

その直後、急に姉の顔が頭に浮かび、「電話してもいい?」と連絡すると、すぐさま「良いよ」と返信が来たので電話を掛けましたが、

その呼び出し音の間に、涙があふれ出てきて止まらなくなり、34歳のいい大人が部屋で声をあげて泣きじゃくっていました。

電話に出た姉は、少々驚いた様子でしたが、「どうしたの?」とだけ言い、私の今日の出来事、今までの悩みなどをただただ聞いてくれ、私が話し終わると、

「今日はよく会社を出て、帰ってきたね!偉いじゃん!」と言ってくれたのです。その言葉で救われた気がしたことを今でも覚えています。

このあと、夜に帰宅したパートナーと相談し、仕事も数日休みをもらい療養することに。本屋に行って気分転換したり、外に出てただただゆっくり過ごしました。

人のお役に立つ仕事をしたい、外の世界に出て、もっと違った形で自分ができる貢献をしていきたい。そう思っていましたが、あっけなくその心は打ち砕かれました。

ここまでして働く意味って何だろう?笑顔もなく、ただシンドい思いをしなきゃいけないんだろうか?
自分の中でずっと自問自答していました。

そんなときにフラっと立ち寄った本屋で出会った次の本達が、私の中の答えを教えてくれました。

  • 我慢して生きるほど人生は長くない (鈴木裕介₌著)
  • あした死ぬかもよ? (ひすいこたろう₌著)
  • 限りある時間の使い方 (オリバー・バークマン₌著、高橋璃子₌訳)

これらの本に出会った私は、これからの自分の人生の過ごし方を考え直し、退職を決意しました。

在籍4ヶ月にも満たない企業経験でした。

我慢して働く意味とは・・・

はたから見れば、我慢が足りない、そもそも能力が足りなかっただけ、もっと頑張った方がいいのでは?とお叱りの言葉をいただくこともあるでしょう。

実際、退職したことを母に伝えた際、心配や不安の言葉を伝えられました。

「これからどうするの?」、「どこに行っても大変だよ」、「公務員(自衛官)と違って民間は甘くない」など。

もちろん無収入になる不安はありましたし、辞める選択をすることは全員にとって簡単なことではないことも理解しています。
家賃や光熱費、生活費、家族の生活など様々な障壁がありますから。

ですが、もう一度言います。
あなたの人生を、会社は守ってくれません!

だからこそ、生活や家族のためと考え、身を粉にして働いて、自分自身を二の次にするのではなく、

あなたの人生のためにあなたを最優先に考えた最善の選択をしてもらいたいと思って、これを書きました。

34歳にもになって人の死以外で大泣きするなんて考えもしませんでしたし、これを書くこと自体、恥ずかしさもありました。

でも私と同じように

「仕事を逃げ出すなんて・・・」
「投げ出して自分だけ楽になるなんて・・・」

と考えている人に、少しでも多くの人に届いて、少しでもお役に立てればと思い、書くことにしました。

一度立ち止まって考えてみてください。

そして大切なパートナー、ご両親、兄弟、親友など、あなたを一番に想ってくれる人思い出してみてください。
その人達にとってはあなたは一人しかいないのです。

必要なときは、その人達を頼ったっていい。

もしそういう方がいなかったり、相談しづらいと思う方は、ぜひ紹介した3冊の本を手に取っていただき、自分の気持ちと向きあい、ご自身の生き方を見つめ直すキッカケにしてもらえればと思います。

しんどかったら、休めばいい。
言いづらかったら、サボればいい。
限界だったら、逃げてもいい、退職代行使ってもいい、まずは離れる。
そして自分を最優先に考えて、守る!

これができれば、満点です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を読む前よりも今、昨日よりも今日、
少しでもあなたの変化・成長のお役に立てていたら幸いです。

これを読んでくださったあなたが、
あなただけのゴールをデザインし、
笑顔で、自由な、自分らしい人生を実現できることを願っています。

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