新入社員を迎える上司として
こんにちは、コーチのShinです。
新年度が始まり、2週間が経とうとしています。
自分の部署に新入社員を迎える会社も多いのではないでしょうか?
迎え入れる側である上司のあなたの緊張が、新入社員にプレッシャーを掛けないように、まずは肩の力を抜いて、深呼吸して、この記事を読んでいただければと思います。
なぜか上司の自分が・・・
新入社員は、どんな子が入ってくるんだろう。
そんなことを考えながら、なぜか上司であるあなたがソワソワしたり、
ちょっと緊張したりしてませんか?笑
初日から早速新入社員の受け入れが始まる会社もあれば、
先に新入社員教育を全体で済ませてから、数日後に部署で受け入れるなど様々だと思います。
・挨拶や受け答えができるのか、
・少しでも早く仕事に慣れてくれるといいな、
・体力的、精神的に耐えられるのか、
など上司として色々管理したり、気にかけることが増える時期でもあると思います。
ましてや、この時期はメンバーの異動も重なったりして、変化の大きい時期でもありますからね。もしかしたら、あなた自身も異動してきたばかりで、受け入れる側になって、余計にソワソワしているのかもしれませんね。
私自身、同じような経験を何度もしてきましたし、あなた自身の大変さもよくわかります。
どうせ思いどおりになんていかない
ただ、一つだけ言っておくと、
そんなの気にするだけ無駄です。元も子もないことを言うようですが。
そんな妄想をしても、新入社員が期待通りの社員に変化して現れるわけでもありませんし、あなたの仕事が捗るわけでもない。
であれば、フラットに自然体で、ただ迎えてあげてください。
そして、新入社員を育てていくというよりも、
むしろ上司であるあなた自身の成長の場くらいに捉えておけばOKです。
手取り足取り教育する直属の先輩は、一生懸命必死に教え込もうとします。自分のことを思い出して、こうした方がいい、ああした方がいいと。
ときには熱が入りすぎてしまうことだってあるでしょう。
だから、上司であるあなたは程よい距離感で見守る。
新入社員も教育担当の社員も、教育担当に声をかける先輩も含めてちょっと離れた位置から見てあげてください。
誰が良い悪いではなく、それぞれがどんな考えで動いているのか、どこがうまく噛み合って動いていて、何が噛み合わないからうまくいっていないのか。
それを観察する練習をして、全体のバランスを取ることが上司であるあなたの役割です。中に入りすぎず、遠くに離れすぎず、程よい距離感で。
もちろん仕事が山積みで、あなた自身にそんな余裕があまりないことは十分理解しています。でも、今それを理由に目の前の状況から目を離せば、結局その不利益は自分に返ってきます。
目先の利益だけを追求して、長期的な成果を何らかの形で失う可能性があるということを認識する必要があります。
常に監視するということではありません。
リモートも進んで、そういった教育する状況が目に入らなくなっていることもあるでしょうし。
状況に合わせた対応が必要になってくるので、より難しくなっているかもしれません。
だからこそ、上司であるあなたが自分の置かれた環境で、どう行動してくことがベストなのか、常に考え、変化・成長しながら、自分のチームに目を配り、バランスを取っていくことが大切なのです。
とりあえず楽しんだら良い
面白いくらい、思ったとおりにならない、動いてくれない。
やらなくていいミスはやってくれます。
それは言い過ぎだったとしても、それくらいに捉えておけばいいんです。
勝手に期待だけ膨らませて、勝手に失望されたら、新入社員だって迷惑です。期待をかけるなら、自分自身にかけてください。
上司である自分ならこのチームで良い成果を出せる!と言った感じに。
他人は変えられない。
だから、上司であるあなた自身が変化・成長して、やり方を工夫し、変わっていくしか方法はありません。最高の成長機会です!
パワハラとか何だとか色々言われる時代になって、周囲に遠慮し過ぎな状態になってしまうかもしれませんが、これを読んで、自分を変えようと行動するあなたであれば心配無用です。
しっかり知識を身につけながら、チームのために上司として行動していれば周りはついて来ます。
新しいパワーがチームに入ってきて、また今年度も良い流れが生まれると信じて、この状況をとりあえず楽しんで、部下を信じて、任せて、ある意味頼る。
それくらいの気持ちで、新年度、新生活を楽しんでください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事を読む前よりも今、昨日よりも今日、
少しでもあなたの変化・成長のお役に立てていたら幸いです。
これを読んでくださったあなたが、
あなただけのゴールをデザインし、
笑顔で、自由な、自分らしい人生を実現できることを願っています。
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