妻が自分の仕事を理解してくれない、そんなとき

自衛官時代に先輩や同僚達からよく耳にしたことがあります。

「妻がこの仕事のことを理解してくれない。」

「家庭のことは私に丸投げと言われる・・・。俺だって家族のために頑張って働いてるのに。」

たしかに一般の会社と同じように、立場や部署によって激務の人も少なくないですし、

当直や残業、緊急の呼び出しなどを考えると、

より理解されづらい仕事ではあるのかなと思います。

退職したあとに色んな方とお会いして、お話すると、

「言えないことが多いでしょ?」

と言われるので、傍から見てもそういうイメージが強い仕事でしょうから。

では、一つ質問です。

みなさんは夫やパートナーである皆さんは、

相手の仕事や、やってくれている家事について、どれくらい理解していますか?

「・・・ちょっとは理解しているつもりだけど。」

だから、あなた自身の仕事を理解してくれないんですよ!笑

相手のニーズを知ることから始める

一般企業にお勤めの方にとっては当たり前のことからもしれませんし、

私自身、自衛官をしていたときには基本中の基本だと思って行動していましたが、

まずは「相手のニーズを知ることから始める」ことが大切です。

「これ、めちゃくちゃ商品なんです!」

「絶対あなたも買った方が良いから、買ってください!」

と一方的に押し付けても、

周囲にはその意味や意図は理解されず、あなたの自己満だとすら思われて、見向きもしてくれません。

ではどうするか?

まずは、相手のニーズを知るためにヒアリングすることから始まります。

相手が何を求めているのか?

相手が発する言葉の先にある本当の悩みや問題は何なのか?

ただただ、ひたすら相手の話を聞く。

先入観を持たず、アドバイスもせず、相手が満足するまでひたすら傾聴する。

もちろん興味を持って聞いている!という表情、姿勢も忘れてはいけません。

そうやって聞くことで、

相手の中には「自分のことに関心をもって聞いてくれた」という認識がうまれ、

あなたに対する信頼感や安心感がうまれます。

そして、あなたも相手の悩みや困っていることを理解できるようになります。

言葉には出ていない本当の悩みが見えてくることもあるかもしれませんね。

これを続けているうちに

「最近どう?仕事大変じゃない?」

と、あるとき相手からあなたに関心をもって話を聞こうとしてくれる瞬間がうまれます。

相手から自分に話すターンを貰えれば、

少しずつ自分の仕事のこと、困ってることや力を貸してほしいことを伝えてみることで、

相手からの助言や協力、サポートを少しずつ得られるようになるキッカケづくりになります。

気をつけてほしいのが、そのターンで全てを伝えようとしすぎないこと!

やっとあなたに関心を持ち始めたくらいの状況だからです。

自分を押し付ける前に、相手のニーズを知る努力から始めませんか?

こういう話をすると、

家族なのに、パートナーなのに、なんでそんな時間のかかること、大変なことをしなきゃいけないの?という方が居ます。

ですが、良く考えてみてください。

血の繋がった自分の親や兄弟ですら、考え方や行動が違ったり、理解されない経験したことありますよね?

それなのに、元は赤の他人である奥さんやパートナーに、

努力もせずに一方的に理解してもらおうなんておこがましい発想だと思いませんか?

あなたの職場の上司が、あなたの話も聞かずに、一方的に考えを押し付けてきたら不満に感じますよね?

同じことをあなたはやろうとしているんです。

だから、行動をちょっと変えてみましょう。

押し付けるのではなく、

相手のニーズを知る努力から始める

これが大きな一歩に繋がります。

あなたの仕事を理解しようと、寄り添おうと、

相手の意志で変化してくれて、あなたに向き合ってくれるようになるんです。

ぜひ、一歩ずつ行動してみませんか?

もし、なかなか最初の一歩が踏み出せない、行動できない・・・と悩むのであれば、

コーチである私を使ってください。

コーチとして、あなたの人生の戦略会議のための時間と空間を提供しています。

あなたが行動する、人生を変えるためにコーチとして伴走しています。

今すぐに行動して変えるのか?

それともこれからも一生今のままでいるのか?

決めるのはあなた次第です。

あなたにお会いできるのを楽しみにしています。

コーチとして、あなたの変化・成長を応援していますよ!

またね。

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