「柔軟な思考」を身につけたい、そんなとき
こんにちは、コーチのshinです。
今回は、
柔軟な思考を身につけたい!と考えているあなたに、
おすすめの方法をお伝えしたいと思います。
頭の硬さ、どうにかしたいな・・・
それは・・・
『他人の決断に乗っかる』という体験をすることです。
えっ!?それって、ただの無責任な奴じゃない?
と思われた方もいるかもしれませんが、
決して重要な仕事などの決断を他人任せにするということではありません。
柔軟な思考があまりできてないなぁ〜と感じている人は、
どこかで、頭でっかちな部分があったり、
計画的に物事を進めるために事前に頭で思考を巡らせる、
入念に調べてから行動する傾向が強いのではないかと思います。
私自身がそうでした😅
自身で思考する中で浮かんできた新たな発想や、
周囲から異なる多彩な意見が出てきても、
それを選択した場合の結果の想定や潜在的なリスクについて、
あーでもない、こーでもないと考え過ぎるところがある。
にもかかわらず、結局これまでと代わり映えのしない決断をしていることもあるでは?
もしくは、選択するにしても決断までに時間を要してしまったり、
気になる部分が多くて不安要素を消すために時間がかかる、
という人もいるかもしれません。
こんな状態では、なかなか柔軟な発想がパッと浮かんできそうにないですよね。
もちろん、安定的に、確実に結果を出す上では必要な要素なので、良いことでもあります。
しかし、広い視野をもち、柔軟な思考や新しい発想が自然とできるようになるには、やはり日頃からその練習をして、脳を鍛えておくことが大切です。
最近よく耳にするようになった言葉で、
思考の癖(偏りや思い込み)=認知バイアス
というものが、あなたの思考に影響しているのです。
これが自分のどんなところに潜んでいるのかを知り、思考の癖(偏りや思い込み)の傾向を把握することが重要になってきます。
その効果的な方法の一つが、
先ほどお伝えした『他人の決断に乗っかる』なんですね。
他人の決断に乗っかってみることで、
普段の自分では選択、行動しないようなことが体験できるようになります。
ここで私が実際に体験した例をお話します。
『他人の決断に乗っかる』、まずプライベートで
先日、妻と妻の友人達と一緒に1泊2日の小旅行に出掛けたのですが、
妻の友人達は、初めて会う人や会って数回の間柄の人達でした。
年代や性別、職業、これまでの背景もバラバラ、もちろん思考や行動傾向も違います。こういう間柄の人達と旅行すること自体が初めてでした。
そんな人達と旅を始めると、色んな決断、行動が見えてくるんですね。
・自分では気にも止めないようなお土産屋さんに入り、物色するAさん
・直感的に判断し、予定していた店とは違う店での昼食を提案するBさん
・それぞれの提案や発言に興味を示し、意見に賛同してくれるCさん
・次の行動、予定に必要な情報を合間に収集するDさん
ここに挙げたのは、ほんの一例ですが、
これだけ色んなタイプの人がいると、ほとんど自分の決断がなくても、どんどん次の提案が出てきたり、行動が決まるような状態なんです笑
良い意味で無責任に、直感的に他人の決断(選択)に乗っかってみることで、自分では選ばなかったような体験を沢山することができました。
非常に新鮮で、面白い1泊2日の旅でした。
自分の癖を把握する、でも否定はしない
認知バイアスには、
現状維持バイアス、確証バイアス、ハロー効果、誤った二分法など色々なものがありますが、
・異なる意見に耳を傾ける
・そして、自分の認知バイアスの傾向を把握する
ことにより柔軟な思考、新たな発想ができる脳に変化させることができます。
ここで気をつけてほしいのが、自分の思考の癖が悪い!治さなきゃいけない!と考える必要は一切ありません。
これも旅行での体験ですが、自分が何気なく知っていた情報が他の人の役に立つことがある、という経験をしました。
何でも気になって調べたくなる性格なので、詳しく調べて知っていたことが、妻の友人達が普段の生活で困っていること、悩みの解消に役立ったんですね。
なので、自分の思考の癖を否定するのではなく、癖(認知バイアスの傾向)を把握することが必要なんです。
そして、癖を把握するためにも、それに気づける環境づくりとして、
『他人の決断に乗っかる』
という体験をしてみてはいかがでしょうか?
仕事などの他への影響が大きくなるようなことではなく、
プライベートの普段の決断(選択)などから取り組んでみると良いと思いますよ。
身の回りにいる親や兄弟、奥さんや旦那さん、仕事以外の友人の提案・意見に乗っかってみて、自分の思考の癖に意識を向けてみてください。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事を読む前よりも今、昨日よりも今日、
少しでもあなたの変化・成長のお役に立てていたら幸いです。
これを読んでくださったあなたが、
あなただけのゴールをデザインし、
笑顔で、自由な、自分らしい人生を実現できることを願っています。
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