「俺ばっかり」を捨てる、作戦会議
こんにちは、コーチのShinです。
今回は、恋人や夫婦関係における悩みの一つ、
パートナーに対する不満の解決方法についてご紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただき、活用していただければ幸いです。
俺ばっかり、私ばっかり
あなたも経験ありませんか?
仕事が忙しかったり、
お金、健康、人間関係といったことでストレスを抱えていると、
いつもは何とも思わないパートナーの何気ない言動が、
どこか引っかかって不満に感じたり、文句を言いたくなったり。
俺ばっかり片付けしてる
私ばっかり料理してる
いつも彼女は掃除をしてくれない
いつも彼はごみ捨てをしてくれない etc.
そしてあるときダムが壊れたかのように、不満が爆発して大喧嘩
数時間、長ければ数日以上、ギスギスした関係が続いたり、
二人の関係性にヒビが入ってしまった経験があるかもしれません。
なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?
自分には見えていないもの
よくよく互いの主張を分析してみると、
ほとんど全ての主張において見ている視点が違っているんですね。
一例を挙げると、こんな感じです。
自分ばかり掃除機をかけたり、風呂洗いなど掃除全般をしてると感じる旦那
仕事で忙しいから、時間のある休日にクイックルワイパーで掃除をする妻
自分ばかり買い物から洗い物までの料理全般をやっていると感じる妻
夕ご飯の調理は分担して、できる方が作っている認識の旦那
挙げだしたらキリがないので、この辺にしておきますが、家事のほぼ全てのことでこの認識のズレが起きていると言っても過言ではありません。
それが二人の間でうまくバランスが取れているものもあるでしょうし、
二人共が一切に気にならないものもあるでしょう。
そして、上で挙げた例のように、
一方は、俺ばかりA,C,E,G,Iという家事をやっていると思っていて、
他方、私ばかりB,D,F,H,Jという家事をやっていると感じて、
互いの認識にズレが生じているものがあるんです。
こうして、自分の視点でジャッジし、不満を感じ、溜め込むという状態になってしまっているんですね。
実際に、私もパートナーに対して、こういった自分視点での不満を伝えたことがあります。
すると、
全てを聞き、受け止め、「ごめん」と言ってくれたパートナーでしたが、
その直後、パートナーの口から、相手目線での主張をしっかりと伝えられたんですね。もちろん一つや二つではありませんでした。
ものすごく痛い指摘でした。。何も言い返せませんでした。
俺ばっかり〇〇やってると思っていたら、
相手も同じように、異なる部分で不満をたくさん抱えていました。
ただそれを言葉にしていなかっただけなんです。
そのとき感じたんですね。
これ、感情に任せて、言いたいことを言い合ったら、ただの水掛け論にしかならないなと。
このときは、たまたまパートナーが冷静に受け止め、
その上で、気持ちを伝えてくれたから喧嘩には発展しませんでしたが。
このような状況でありがちなのが、我慢の限界まで溜め込んで、限界に達したら感情に任せて相手にぶつけてしまう。
良い結果にならないのは、お分かりですよね。
そうならないために、あなたに提案したいのが、
月1回のパートナーとの作戦会議です。
どちらが正しいか、間違っているかのジャッジしたり、
意見や不満のぶつけ合いをする場ではありません。
同じ方向を向いて進んでいくために、
それぞれが障害に感じていることへの対応方法を、
二人が納得する形で決定するための作戦会議です。
どこまでならできる、これ以上は正直(体力的に)むずかしい
ここまでなら許容できる、これ以上は止めてほしい
折り合わなければ、折り合うようにする別の手段はないのかを一緒に考える
別の手段は、どちらかの親に協力してもらったり、家事代行を利用したり、自動化できるものは家電で自動化したり、色んな手段があると思います。
会社に言ってテレワークにさせてもらったり、転職で仕事を変えたり、柔軟に意見を出し合うのもいいでしょう。
別に月1回の会議はテーマを決めておく必要はありません。課題がないときは、将来のことを考える時間として使ってみるのも良いと思います。
もちろん、1回だけでなく、ずっとずっと生涯にわたってやっていく必要があります。死ぬまでパートナー関係ですからね。
もちろん恋人関係でもやることをオススメします。
敵との戦い(喧嘩)ではなく、味方との作戦会議
よく「価値観の違いで〜」、というような話がありますが、そんなの当たり前の話です。
だって他人なんですから。
親や兄弟姉妹でも、意見が合わずに喧嘩することが山程あるんですから。
でも、決してパートナーは敵ではありません。
これから色んな壁を共に乗り越えていく、最強で最高の味方なんですね。
だって、他人同士がずっと一緒にいると約束した二人なんですから♫
だからこそ、自分の主張を感情任せに、好き勝手に伝える(喧嘩)のではなく、どんな敵があらわれても共に協力して戦うパートナーとして、
月1回の作戦会議の場を設けてみてはいかがでしょうか。
始める前には、二人で約束事を決めておきましょう。
一例としては、
- 話し合う時間は十分に取る(後に予定が入っていない時間にやる)
- 相手を否定する発言をしない
- まずは相手の意見を聞き、受け止める
- 建設的な意見を伝える
- 終わったら、感謝の言葉を伝える(5〜10個など設定してもいいでしょう)
- 最後に、ハグやキスで愛情を伝える
※明るい時間帯やリラックスできる状況で行いましょう、暗い雰囲気になるのを避けるためにも。
あなたが、パートナーとこれからも最高の時間を過ごせることを願っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事を読む前よりも今、昨日よりも今日、
少しでもあなたの変化・成長のお役に立てていたら幸いです。
これを読んでくださったあなたが、
あなただけのゴールをデザインし、
笑顔で、自由な、自分らしい人生を実現できることを願っています。
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